
この海に溺れてくれ
理玖が「木偶人形」を卒業する話と、竹千代が「若君」を卒業する話。
何でも許せる人向けのシリアスなんだかギャグなんだかよくわからないもの。
設定はアニメ版ベースですが、芽衣や竹千代等には漫画版の設定も取り入れています。
登場人物
- 理玖
- 絶世の美丈夫。倫理観と愛情表現に難アリだが浮気はしない。
東の大妖怪・麒麟丸の「木偶人形」だった。 - とわ
- 見た目は男、中身は乙女! 頭は良いのに鈍感かつ天然ボケ頻度が高い。
- せつな
- 圧倒的美少女。理玖と仲が悪い。男に興味無し。
- 麒麟丸
- 早く成仏(?)したい。ギャグ担当。
- 殺生丸
- 何考えてるのか(りん以外に)サッパリ不明。
- りん
- メンタルバリ強の殺生丸様の奥様。
- もろは
- 気遣いが出来る天使。殺生丸も思わず可愛がっちゃう。
- 竹千代
- 理玖の忠実な配下。口は悪いがまともな倫理観はある。
妖狸の名家・狸平の「若君」だった。
竹千代の年齢はアニメから判る範囲で一番もろはに近いのを採用。
翡翠の年齢は(犬夜叉の最後に出てきたミロサンの末っ子が翡翠として)原作通り。
目次
この海に溺れてくれ [完結済み]
デキ婚するとわと理玖、そしてそれを認められないせつなの話。
何人か子供が捏造される。
あらすじ
伊予の国で暫く修行した後、せつなともろは、竹千代は武蔵に帰った。
一人理玖の船に残ったとわは理玖と結ばれるが、ある日、眠っている理玖から麒麟丸の声が聞こえ、とわは実家に帰る決断をする。
仕事を終え、とわを追って武蔵に赴いた理玖は、殺生丸に認められようと捨て身の行動に出るが…。
- 第1章:実家に帰らせていただきます
- R15+
- ♂×♀
- 4004字
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めちゃくちゃ親切な麒麟丸が居る。
次回からせつな達も出ます。- 第2章:父親
- R15+
- ♂×♀
- 3882字
ちゃんと育児してる殺生丸が居る。
- 第3章:Never come true
- R15+
- ♂×♀
- 4950字
だいたい理玖のターン。
もろはは可愛いよね。理玖→もろはの口調がわからなくて書くのは大変だったが…。- 第4章:貴方だけのお姫様
- R15+
- ♂×♀
- 4441字
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やっと理玖ととわがいちゃついてる…!(ちょっとだけ)
ところでこれあと何話で終わるの?(作者も知らない)
- 第5章:言い訳できない
- PG12
- ♂×♀
- 4529字
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ギャグを挟む余裕が無かった…。
せつなも実はシスコンであってほしい。
殺生丸は理玖が誓わなかったことを都合良く考えすぎている。- 第6章:ましな方の地獄
- R15+
- ♂×♀
- 5542字
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皆さんお気づきでしょうが、このシリーズの麒麟丸はギャグ担当です。
- 第7章:一角の甪端
- PG12
- ♂×♀
- 4665字
甪端=黒麒麟。
麒麟丸「えっ。なんか儂が出て来れない間に修羅場ってる」
- 第8章:溺れていたのは
- PG12
- ♂×♀
- 4705字
殺りんは尊いね…。
- 第9章:一緒に帰ろう
- G
- ♂×♀
- 4595字
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お付き合いありがとうございました。玖話で終われた。
プロット無しで書き始めたのと、途中で設定を変更したためどうなる事かと思いましたが、書きたいシーンは書けたので満足です。
井戸に落ちた [完結済み]
『この海に溺れてくれ』より後の話なのでそちらを読んでおいた方がわかりやすいです。
あらすじ
井戸の見回りをしていたらうっかり転落したとわ。
理玖が助けに入るも、気付けば令和に飛ばされていた!
もうこのまま令和で暮らそう。そう思っているのは一体誰なのか。
- 第1章:井戸に落ちた
- PG12
- ♂×♀
- 2847字
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殺生丸を攻略して油断していた理玖に、草太パパという第2の舅が立ちはだかる…。
- 第2章:楽園喪失
- G
- ♂×♀
- 4799字
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芽衣ちゃんが漫画版みたいになっちゃった。
- 第3章:誓約は免罪符にはならない
- PG12
- ♂×♀
- 4076字
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やっとアネさんの台詞が書けた…!(回想だけど)
- 第4章:井戸に落とした
- PG12
- ♂×♀
- 5186字
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理玖~頼むからこれ以上話広げないで~~~!
COVID-19は発生しなかった世界線です。
- 第5章:擬態
- PG12
- ♂×♀
- 4988字
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理玖~頼むから(以下略
昭和な不良、アニメに出てきたから出したけど、
あれほんま何やったんや『らんま1/2』と『うる星やつら』のキャラが元ネタらしいですね。
ちなみに他の2人は別の喧嘩で停学謹慎中です。- 第6章:世界の隅がお似合い
- PG12
- 5068字
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めっちゃ繋ぎの回って感じ。
『犬夜叉』の方の内容がうろ覚えなのでなんか間違ってたらごめん。「皆」ってのは犬夜叉も含まれているんだよ。
- 第7章:陸に上がった海賊
- G
- ♂×♀
- 4644字
急にSFっぽくなってきたじゃん…?
ヒント:アナグラム- 第8章:五百年越しのありがとう
- G
- ♂×♀
- 5599字
またちょっとSFくさい。
- 第9章:狭間にて
- PG12
- ♂×♀
- 4330字
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今回も玖話で終われた。
翡翠の話は別途短編で書く予定です。翡翠が琥珀に連れ出されたのは14歳ですが、翡翠は数え年で答えています。
半端者しか居ない [完結済み]
理とわ(既婚)で翡せつ(まだ付き合ってない)で竹もろ(?)。
あらすじ
新たに翡翠が仲間に加わり、理玖の船に戻ってきた夜叉姫達。
理玖はとわと堂々といちゃつく為に、他にもカップルを作ろうと翡翠と竹千代を煽る。
竹千代と自分自身の想いに気付くもろは。お互いに恋愛を薄っすら忌避している翡翠とせつな。
一方で理玖には裏の事情もあるようで…。
- 第1章:変化
- R15+
- ♂×♀
- 4143字
翡翠も加わった理玖の海賊船の話です。
此処から読んでも解るように書きますが、時系列的には『井戸に落ちた』より後になります。
細かい部分は『鹿猪のお手付き』『夢は終わる、愛は死なず』を読んでおくとわかりやすいかも。竹千代の変化姿は漫画版を参照されたし。アニメでももろはに変化してとわを騙してるので、実は結構な腕だと思うんですよね。
- 第2章:本当の姿
- R15+
- ♂×♀
- 6396字
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まさか竹もろで1話使うとは思ってなかったんだぞ…。
でも書くのすごく楽しかったです。- 第3章:すれ違い
- PG12
- ♂×♀
- 4966字
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原作に出てくる謎アイテム活かせそうで良かったです。
愛矢ちゃんらしい愛矢ちゃんは次回に持ち越し。- 第4章:姫様の依頼
- PG12
- ♂×♀
- 6226字
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とわ以外どうでも良い理玖「あの姫様の名前何だっけ…」
回想回になっちゃった。竹千代のラブコメがどうしても想像できない人は漫画版読んで…
竹千代は3巻から出てくる
— Sophia / ほしがみちえ (@CosmossoahC) November 2, 2022
~異伝・絵本草子~ 半妖の夜叉姫(3) (少年サンデーコミックススペシャル) https://t.co/l1deSh9nVt- 第5章:妖怪退治
- PG12
- ♂×♀
- 6730字
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竹千代掘り下げていくと書くのが楽しすぎて長くなってしまう…。
将監がアニメ32話で狸平を傾けた大悪人の竹千代
って言ってたので、何か濡れ衣着せられたんだろうなあと思って…。
あとは弥勒が治療している時の背景がとても若君の部屋とは思えなかったり。理玖は失明しても戦えるので、何らか超能力的なもので周囲の様子を視ることが出来るんだと思っています。
白い巻貝はアニメ7話で竹千代が使ってたやつ。- 第6章:みんな何処か欠けている
- G
- ♂×♀
- 7493字
とわ「もぐらって目が見えないんじゃないの?」
竹千代「そんなこと言ったら普通のタヌキも空は飛べないんだぞ…」翡せつメインのつもりが、結局竹もろメインになってしまった。
とわちゃんあんまり出せなかったけど、狂言回しっぽい理玖が書けて良かったです。竹もろの後日談は用意してあります。
二人の里帰り [完結済み]
竹千代ともろはが己の血にまつわる因縁を解き放つ話。
あらすじ
竹千代はもろはの帰省に付き合っていた。その途中で、二人はある選択をする。
二人旅を続ける中、弟の菊之助から思いも寄らない真実を告げられた竹千代は…。
- 第1章:二人の里帰り(前編)
- R18+
- ♂×♀
- 11657字
もろは
あれっ、後編もあるの?
変化が得意な竹千代と、可愛いもろはちゃんの組み合わせの無限の可能性を世に知らしめてやりたい…。
でも前編はただのもろはちゃんのえっちぶっくみたいになってしまった…。アニメから2年後くらいの話です。台詞では年齢は数えで話しています。
『半端者しか居ない』より後の話ですが、以下の前提さえあればこれ単体で読めます。本編も読まなくて大丈夫です。
『半端者しか居ない』読んでない人向けの前提説明
- 竹千代も殺生丸みたいに常時人型取るようにしたら意外と美人だった(本人が一番驚いてる)。容姿は漫画版参照
- 竹千代→もろはへは告白済み。返事待ち状態
- もろは→竹千代も好きな自覚あるけど、皆が居る船だと返事し辛かったので連れ出した
- 第2章:二人の里帰り(後編)
- R18+
- ♂×♀
- 14395字
里帰り=
新婦が結婚後初めて実家に帰ること goo国語辞書
戦国時代ではこの意味しかない筈です。流血表現があるので苦手な方はご注意ください。
あと理とわ前提だって前編の時に書くの忘れた。
死を願われた者達 [完結済み]
忘れたい記憶と忘れたくない思い出の話。
忘れられなかった悪意と忘れてしまった愛の話。
理とわ(既婚)と竹もろ(新婚)と翡せつ(付き合ってない)。
理玖の海賊船に居ます。
『二人の里帰り』より後の話ですが単体で読めます。
あらすじ
竹千代は仇討ちを果たしたものの、その優しさ故に己の行為を責め苛んでいた。
一方理玖は、未だに「正しい」愛情表現が解らずにいた。
二人が忘れたくても忘れられない記憶を抱えて過ごしていると、ある日竹千代が事故に遭い…。
- 第1章:同族殺しの竹千代
- R15+
- ♂×♀
- 4840字
ある日の飲み会。
歪んだ愛情表現でとわに怒られてる理玖と、竹千代のこと全部好きなもろは。
理玖は声聴かせろって言いそうだしやめてって言ってもやめないけど、竹千代は声出すなって言いそうだしやめないでって言ってもやめそう。令和ではお酒は二十歳になってから!
- 第2章:狸平の当主竹千代
- R15+
- ♂×♀
- 5267字
次回は理玖のターンの予定。
当分シリアスですがハピエンの予定です。- 第3章:初めてではない
- PG12
- ♂×♀
- 6112字
アニメを観たぼく「弥勒様竹千代を託す相手それでええんか?」
これを書いたぼく「獣兵衛さん竹千代を託す相手それでええんか?」理玖は2話からずっと「めれんにょ もへんちょ」みたいな顔で椅子の上で溶けてました。
- 第4章:紅を移す
- PG12
- ♂×♀
- 5738字
理玖「おいら達が適当なcoupleだと思われてるの心外なんですが?」
満月の夜の事について詳しく知りたい人は『二人の里帰り』の後編を読もう。
- 第5章:流浪の民
- R15+
- ♂×♀
- 5982字
アニメではシンプルに勧善懲悪として将監が悪者として扱われているけど、大家老の将監が政権を乗っ取ろうと思った理由が「先代や竹千代、その家臣の政治がクソだから」っていう可能性は排除できないと思っている。
実際やらかしがあってもそのまま大家老に居座っていたのだし、それなりに有能やったんやろ(知らんけど)。
まあ逆らったら(逆らってなくても)殺したりとかは良くなかったですね。せつなって真顔で嘘つくじゃん…? 記憶戻って明るくなったら無表情で冗談飛ばしまくるんじゃない…?
翡せつがどうなかったかは書くかもしれないし書かないかもしれない。なんとなく理玖は体位は相手に合わせてくれて(他を合わせるとは言ってない)、竹千代は色々開拓するけど絶対に無理強いしないイメージがある。
番外編
- 若夫婦の床事情
- R18+
- ♂×♀
- 2945字
- ♥ 1
理とわがエッチしてるだけ。
1p. 2p. は本編読んでなくても読める。
3p. 4p. は『言い訳できない』のネタバレあり。- まだ愛が足りない
- R18+
- ♂×♀
- 4098字
- ♥ 1
理とわ初夜話。
とわ視点は本編第一章にあります。- 鹿猪のお手付き
- PG12
- ♂×♀
- 2046字
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まだ三姫とも理玖の船に居た頃の話。
理とわは付き合ってない。1時間で書いた。
- その愛は海の様に
- PG12
- ♂×♀
- 4102字
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三姫+竹千代が理玖の船に居る頃の話。
本編読まなくても読めます。アニメ1期の理玖の口調好きなんですが塩梅が難しいですね…。
お酒は20歳になってから。
- その命はもう愛だ
- G
- ♂×♀
- 4897字
この命は呪いか愛だ
本編終了直後の朔の日。
朔の日の話は本編でやろうかと思っていたんですが結局できなかったので。1期のサイコパスっぽい理玖が好きです。
2期の最初の方の死体山積みは「アオイドスかよ」って思っちゃいましたね。- 麒麟丸パパの苦悩
- R15+
- ♂×♀
- 3291字
本編開始前の麒麟丸視点。
麒麟丸はとわの事を一応気遣って色々嘘をついていた。
最初に全部伝えられなかったのは力尽きたのとりおんに話しかけられたため。- 夢は終わる、愛は死なず
- PG12
- ♂×♀
- 8759字
本編読んでいなくても読めます。
三姫+竹千代が理玖の船で修行している時の話。- スパダリな理玖(の受難)
- 理玖の戦闘・変装シーン
- 理玖と竹千代コンビ
が書きたかっただけなのに気付いたら竹もろ(?)を書いていた…。
誰もまだ付き合ってないです。もろはは他の皆よりも寿命が短いから、同じ時間でも感じ方が全然違うと思うんだよね。
- りんは興味津々
- G
- ♂×♀
- 3901字
『この海に溺れてくれ』最終回後の日常回。
歴史や文化の面、ネットで調べた情報なので間違っていたらすみません。ほのぼのハピエンですが2ページ目だけちょっとシリアス。
色々捏造しているので何でも許せる人向け。- 陰と光
- PG12
- ♂×♀
- 11271字
理玖竹・竹もろの出会い話。登場人物は数えで話しています。
竹千代が完全に変化を解いたら、殺生丸みたいにクソデカ狸になるんだと思っている。
Written by 星神智慧