宇宙混沌
Eyecatch

若夫婦の床事情


後背位

 半分元が犬だからか、後ろから入れてもらうのが一番気持ち良い。ただ理玖としては最中に私の顔がよく見えないのが不満なようで、事前に念入りに解す時間をとってくれるのもありがたい。
「とわ様は全然日焼けしやせんね」
 理玖が私の胸の先を撫でながら言った。
「着物の境も殆どわからないです」
 甘い刺激に溜息を吐いてから、応える。
「理玖はすっかり、変装してた時くらい焼けちゃったね」
「まあ、元々色白じゃないですしね」
「私も朔の日は髪が黒くなるし、色素が無いわけじゃないと思うんだけど……」
 理玖は右手で胸を、左手で下を弄りながら、私の顔を覗き込む。
「どうしたの?」
「いや、とわ様の瞳の色は殺生丸様とも違うし、色が出にくいのはそうなんじゃないですかね」
 そのまま口付けて、舌が這う。このまま向かい合った体勢で挿れようとしてきたので、背中を叩いた。
「理玖」
「はいはい、後ろからでしたね」
 四つん這いにされ、腰を掴まれる。十分解したからすんなりと入り、あっという間に最奥に達した。
「うあっ」
「とわ様?」
 気持ち良くて勝手に出てしまう声が、理玖には苦しんでいるように聞こえるらしい。
「あ、平気。もっと……」
「辛かったら言ってくださいね」
 理玖のリズムに合わせて、喉が鳴る。腰を掴んでいた手が離れて、揺れる乳房を包み込んだ。
「とわ様」
 背中に口付けが落ちる。肌に唇が触れたまま、理玖が何かを呟いた。
「え? 何か言った?」
「……何も」
 さわさわと撫でていただけの手が強く胸を掴んだ。左腕は胸から離れて私の腰を抱え込む。
「あっ、奥っ。気持ちぃ……」
 理玖の体が背中に密着する。そのまま奥にぎゅうぎゅうと押し付けられる感覚に酔って、私は意識を手放した。

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