宇宙混沌
Eyecatch

第2章:恥ずかしがってちゃ駄目です [2/3]

「こ、これ、意味があるのか?」
 まだ日は高い時刻。薄手のカーテンを閉めていても室内は明るく、一糸纏わぬ姿でベッドに座るスツルム殿の丸みがはっきりと見えていた。
「恥ずかしくても、それを抑えられないとやってけないよ? 恥じらいを見せる時も、本気じゃなくて演技するようにね」
 羞恥に耐えきれなくなって、やっぱりやめるとか言い出さないかな。そんな期待を胸に、敢えて彼女に屈辱的な体勢を取らせる。
「そんなとこ見るな!」
「此処を仕事道具にしようってのに何言ってんの」
 秘部を隠していた手を退かし、強引に脚を広げる。そのまま濡れて開き始めた割れ目に舌を這わせれば、聞いた事のない声色が頭上から降ってきた。
「あんっ、やだ、そこ、あっ!」
 いけない、いつもの癖で感じさせようとしてた。快楽じゃなくて恥辱を与えないと。
 僕は加減出来るけど、敵前に出たらどんな嫌な事をされるか分かったもんじゃない。彼女の我慢の限界をぎりぎり超えたところで、再度説得しよう。
 脚の間に潜り込んだまま、顔を蜜の滴る鍵穴に限界まで近付けた状態を保つ。それを見ないよう、スツルム殿は上半身を後ろに倒す。先程の指導に律儀に従い、両手は胸の上に乗せて、下の方は隠さないように我慢しているようだった。
 相当恥ずかしいと思うんだけど、流石に我慢強いな。僕は少しだけ顔を離して、彼女が大切に守ってきたそこを眺める。
 髪と同じ色の下生えに守られている花弁の色は薄く、それでいてシーツを汚すほど蜜を溢れさせていた。見られている事に興奮するのか、今も時折ひくついては、新たな潤いを供給し続けている。
 正直な事を言えば、普通に僕も興奮する。痛くなってきたのでズボンを緩め、少し違う趣向で虐めようと思った。
「スツルム殿~。折角おっぱい大きいんだから、それを使わない手は無いと思うな~」

 これは僕の勝ち戦だ。椅子に座った僕は、僕の竿を必死に胸で扱いているスツルム殿の頭を撫でた。
 そもそも達するのが遅い僕を、見た目に反して刺激の弱い胸だけでイカせるのは至難の技だ。未だ誰も成功した事がない。
 これで僕をイカせられたら今日の課題はクリア。でも多分、明日も明後日も、その後もチャレンジする事になると思うな。僕の方は、スツルム殿にしてもらう分には心地良いから何のデメリットも無い。
「……やっぱり下手か? どうしたら気持ち良い?」
 当然スツルム殿には、僕がこれだけで達せない事は黙っている。健気に訊いてくる姿は、罪悪感や背徳感も感じさせるが、それ以上に愛らしかった。
「んー。揉みながら舐めてくれるかなあ」
 その位なら、僕はそれなりに気持ち良いが、まだ達しはしない。いつもなら。
 昼間なので、言われた通りに先端や裏を舐め始めたスツルム殿の表情がよく見えた。まだ処女とは思えない淫乱さと、戦闘では相棒として背中を守ってもらっている相手にやらせているという倒錯的な状況に、流石に頭がくらくらする。
「やっぱりこれは良いや」
 スツルム殿の肩を掴んで押し離す。それほど屈辱的ではなさそうだし、僕の方が、肉体的な快感ではなく視覚的な刺激で果ててしまう所だった。
「気持ち良かったか?」
「そこそこかなー」
「……すごく硬くなってる」
 そうだね。射精寸前まで行ったんだから、一番大きく硬くなっている状態だ。根本を指で挟んでいたスツルム殿の手を掴み、やめさせる。
 一瞬、このまま顔にかけてやれば嫌がるのでは? という考えも出て来たが、なんだか出したら負けな気がした。代わりに何が良いだろう。
「そうだ、スツルム殿、自分でえっちな事してるの見せて」
 我ながら名案だ。これで肉体的な刺激の不意打ちは避けられるし、視覚の方は危なくなれば目を逸らせば良い。
「えっ」
「お仕事で求められる事もあるかもよ~ん? 僕もさせられたことあるし」
「で、でも……」
「恥ずかしい? 僕にも見せられないのに、仕事でできると思ってるの?」
 いや、寧ろ僕だから駄目なんじゃない? と浮かんだが、考えない事にする。とにかくスツルム殿の嫌がりポイントにヒットしたのは間違いなさそうだ。
「ねえ」
 耳元で囁くと、彼女は覚悟を決めた様にベッドに移動した。

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