宇宙混沌
Eyecatch

宝石 [9/9]

おまけ

アルビオンには皆どのくらいで入学・卒業するの?

カタリナ「入学はほとんどが十五歳前後だな。卒業までには早くて三年、長くても二十歳を超えると諦めて退学する人が多い印象だ」

ドランク「僕はアルビオンに入る前に別の高等学校に通ってたから、入学が遅くて十七歳で一年生だったよ。ただ進級自体は早かったから、在籍期間は留年を含めても三年くらいだけどね」

カタリナ「進級試験は年に二回あるからな。ただ、定期試験で一定の点数を取っていないと、進級試験や卒業試験は受けさせてもらえなかったんだ。ドランクは、普通に卒業していたら最速記録だったんじゃないか?」

ドランク「そうかも」

カタリナ「私は十三で入学、十八で卒業だから、入学は早かったが進級には人並みにかかった方だな。ちなみにヴィーラは子供の頃から飛び級を繰り返していて、十一歳で中等学校まで卒業した後、一年間学費を稼ぐのに費やしてから入学したそうだ」

※グラブルクロニクルの情報を元にヴィーラ・カタリナの入学年齢を修正しました。
結果的にドランクの年齢もそれらしくなって良かったです。

で、カタリナもやっぱり気づかなかったんだ?

カタリナ「こんなおちゃらけた人間が同一人物だとは誰も思うまい」

ドランク「元々こういう性格なんだけど、あの頃は立場もあったりして抑えてたからねー。僕は地味な生徒だったし」

カタリナ「地味……?」

ドラちんお洒落やめちゃったの?

ドランク「その時々でしてるつもりだよ。学生の頃は、指輪やネックレスの類が禁止だったから香水を付けてたんだ」

カタリナ「指輪をしていては剣が握れないからな。ネックレスも引っかかると危ない」

ドランク「アルビオンは理不尽で無意味な校則を強いる場所じゃなかったからね。そういう意味では、決して悪い場所では無かったよ」

結局誰が一番強いの?

ドランク「剣術ならカタリナさんだろうね。僕はブランクが長すぎてもう無理だよ」

カタリナ「フリースタイルなら魔法なしでもドランクだろうな。騎空艇同士をロープを握って繋ぎ留める握力は半端ないぞ(アニメ2期参照)」

ドランク「剣にしろ宝珠にしろ、武器を取り落とさない事が一番大切だからね」

あとがき

カタヴィを書きたかったのに前座だけで7000字超えちゃってすまねえの気持ち。
ヴィーラの話はまた別途書く予定です(多分ドランクは出しゃばります)。

ヴィーラやアルビオンの設定はコミック版を参考にしました。
出会いのシーンは全部書くと冗長(というかパクリ)だし適宜改変しています。
あと前回の話で領主を年寄りにしちゃったので(忘れてた)、そこだけコミック版と設定が違いますごめんて。

石言葉はこの辺りを参考にしました。

素直な生き方を取り戻す

一度決めた道を真っすぐ進ませる中途半端な迷いを断ち切らせる

レッドベリルはGBVSでヴィーラの技名にも使われています。

闇背負ってるイケメンに目が無い。