宇宙混沌
Eyecatch

ドランクとの距離が近すぎるジータちゃん [4/5]

「ルナさんの脱稿を祝して〜」
「あそれ!」
「それ!」
「「「あヨイヨイヨイヨイ」」」

「ルナさん、ローアイン君達みたいなタイプ好きじゃないって言ってたけど、仲良いんだね」
「属性で差別する人じゃないもん。ローアイン達は良い人だし。それはそうと、ドランクも『ルナさん』って呼ぶんだ」
「ローアイン君達と喋ってると口調移っちゃわない?」
「別に?」
「そっか……」
「…………」
「…………」
「……ドランクの方こそ、全部口調とか計算尽くだと思ってた」
「やだなあ団長さんてば。僕そんなに器用じゃないよ」
「不器用だから私の事名前で呼ばないの?」
「呼んでほしいの?」

「おい見ろスツルム、あいつら顔近過ぎだろ!! つか壁ドン! 俺もした事ねえのに!」
「ハァ……窓叩くくらいならラカムが行って止めてくれば良いだろ」
「あんな少女絵物語の典型的シチュエーションに、俺みたいなむさいおっさんが乱入できるか!」
「なんかもうどこから突っ込んで良いのかわからん」

闇背負ってるイケメンに目が無い。